_____________様
                            年  月  日

         【 ネコの販売に関する重要事項事前説明書 】

     ネコの販売に関し下記のとおり重要事項をご説明いたします。
     ご一読いただきご確認をお願い致します。
     お手数ですが、確認後その旨ご返信をお願い致します。
     どうぞよろしくお願い致します。

【品種名】

【性別の判定結果】

【生年月日】

【出生した場所】

【避妊・去勢の実施の有無について】

【所有者の住所と氏名】

【病歴(治療済の場合には獣医師発行の証明書の添付義務有)】

【ワクチンの接種状況(接種済の場合には獣医師発行の証明書の添付義務有)】

【親ネコの遺伝性疾病の有無と、有る場合の内容】

【同胴の他の子の遺伝性疾病の有無と、有る場合の内容】

【性成熟した時点での標準的な体重と体長、他に特徴があればその事項】

【平均的な寿命】
ワクチンの開発と獣医学の進歩、キャットフードの普及によるバランスのよい栄養食な
どによって少しずつ寿命が延びる傾向があると考えられています。現在では14〜15歳まで
元気でいる猫は少なくありませんし、長寿の猫としては20年以上のものもいます。屋外飼
養、屋内外出入りが自由な猫は感染症、交通事故などにより短命です。

【十分に飼育するために必要なスペースの大きさや必要な飼育器具類、適切な運動、および休養の方法について】
猫は家の中で自由気ままに生活し、屋外にも出て行く飼われ方をしてきました。しかし最
近の都市部での住宅事情や集合住宅、高層化という環境では、屋内外の出入りを自由にする
のは、猫にとってもかなり危険であるばかりか、猫の飼養密度の高い地域では、感染症にか
かる確立も高いので、猫の幸せのためにも屋内飼いが推奨されるようになりました。 屋内飼
いの場合、ホームレンジは、家族で暮らす部屋やベランダですが、本来猫は安心できる空間
があれば比較的狭くても暮らしていけます。
★屋内飼養の場合の配慮事項
・不妊、去勢手術を行う。
・トイレのしつけを行う。
・立体的に行動できるようにする。
・屋内の危険物を除き、安全に努める。
・遊んであげる(ストレスを解消してあげる)。
・爪研ぎ器を用意する。
1 立体的に行動する猫
犬と違って猫は高い所に登るのが得意ですから、室内ではテレビの上や洋服箪笥の上、
飾り棚の上などに登りたがると思います。室内空間で猫ができるだけ自由に生活できるよ
うに、禁止場所を少なくして、立体的に行動する空間を作ってあげることが大切です。キ
ャットタワーなどのネコ専用の立体的な遊び道具も各種販売されています。
2 猫の排泄行動
猫は排泄場所を決めて、糞や尿を埋め隠します。子猫の時から猫用のトイレを用意して
おけば特に教えなくても砂箱の中で排泄しますので、家の周囲や近隣の庭や花壇などを汚
さないで済みます。
猫用のプラスチック製のトイレ容器も販売されていますし、台所用品の二重底構造の
「水切りカゴ」も代用でき、猫用のトイレ砂を入れておけばよいのです。猫のトイレはい
つも清潔にしておかないと、汚れた砂を嫌って他の場所で排泄してしまうことがあります
ので注意してください。
3 猫の休息
猫は昼夜を問わず寝る事が多いです。安心して寝る事が出来る場所を確保してあげまし
ょう。専用のベッド類も各種販売されています。

【適切な食事、給水の方法について】
家猫は長い間人間に飼われてきたので、多かれ少なかれ 雑食性の傾向があります。
猫は好物の幅が狭くて食べ慣れた味に固執する傾向があります。猫の胃は体の大きさに
比べて大変大きく、食べ溜めができます。しかし、食べ物がい つも食器の中にあり、ね
だればすぐに新しい食べ物が出てくるという現代の猫は、昼も夜も無関係に少しずつ何
回も食べるという食習慣に変わってきています。 また、猫は食べ物の鮮度に大変敏感で
すからキャットフードなども常に新しいものを 好みます。
猫には、偏食がもとで起こる病気が少なくありません。食べ物の好き嫌いは子猫のう
ちに決まりますから、一つの食べ物に偏ることなく、この時期にできるだけいろいろな
食べ物を与えて、何でも食べられる猫にしつけることが大切です。
キャットフードにはドライタイプとウェットタイプがあり、これらを上手に利用する
とよいでしょう。病気の猫に対しては、症状に応じて適切な療法食が用意されています。
ドライタイプは保存性も栄養のバランスもよく経済的です。しかし水分が約8%しか含ま
れていませんので、新鮮な水をいつでも自由に飲めるようにしておくことが大切です。
ドライタイプだけの場合、飲む水の量が少ないと、尿の濃度が上がって尿結石ができや
すい素地をつくったり、腎臓に負担をかけることが多いので注意が必要です。ウェット
タイプには水分が70%も含まれ、缶詰とレトルト製品があります。猫が缶詰を喜んで食
べるのは鮮度がよく、猫の嗜好に合うように作られているからですが、「総合栄養食」
と表示してあるもの以外は、栄養基準からみて必ずしも全てが理想的とはいえません。
また、ウェットタイプだけを食べていると歯垢や歯石がつきやすいので、ドライフード
と交互に与えるようにするとよいでしょう。
1日に与えるキャットフードの量は、年齢、体重、活動的かどうか、授乳中などで異なり
ますから獣医師に相談するとよいでしょう。

【人とネコの間の主な共通感染症についての告知】
猫から人にうつる感染症には、猫ひっかき病、トキソプラズマ症、皮膚糸状菌症、疥癬
症、狂犬病、Q熱などがあります。
猫ひっかき病(細菌)
・主な感染経路:直接(咬傷、引っかき傷)
・ネコの症状:無症状が多い
・人の症状:リンパ節の腫れ、発熱、ほとんど軽症
トキソプラズマ症(原虫)
・主な感染経路:経口
・ネコの症状:全身感染、肺炎、腸炎、脳炎
・人の症状:不顕性感染がほとんど。 急性の場合、発熱、脈絡網膜炎、脳症状。先天性の場合、
上記症状以外に脳水腫、水頭症、発育障害。
・注意事項:無症状感染も多い。妊婦は特に注意。
真菌症(皮膚糸状菌症)(真菌)
・主な感染経路:接触
・ネコの症状:真菌 脱毛、フケの発生、皮膚の肥厚、痂皮形成
・人の症状:軽度の脱毛等の皮膚障害、かゆみを伴う
・注意事項:感染動物は隔離、治療。部屋の清掃は必要。
疥癬症(寄生虫)
・主な感染経路:接触
・ネコの症状:皮膚の強いかゆみ、脱毛
・人の症状:皮膚の強いかゆみ、脱毛
狂犬病(ウィルス)
・主な感染経路:直接(咬傷)
・ネコの症状:よだれ、意識障害、狂躁又は全身麻痺、昏睡後死亡(100%)
・人の症状:不安感、恐水症状、興奮、麻痺などの神経症状、発症後は昏睡、呼吸障害、死亡
・注意事項:咬傷時石けんで洗浄→ワクチン接種
Q熱(リケッチア・クラミジア)
・主な感染経路:直接(経口)、吸入汚染塵埃、汚染獣皮、汚染毛皮類、乳汁、尿、糞便
・ネコの症状:無症状が多い、流産
・人の症状:インフルエンザ様症状、悪寒、戦慄を伴う急激な発熱、頭痛、食欲不振、全身倦怠
気管支炎、肝炎、髄膜炎、心染内膜炎

【ネコのかかりやすい病気の種類と予防方法】
猫の生命にかかわる恐ろしいウイルス性の感染症が、いくつかあります。
1)ワクチンで予防できるウイルス感染症
・猫汎白血球減少症(猫伝染性腸炎)
猫のパルボウイルスの感染でおこります。
・猫上気道感染症(猫ウイルス性鼻気管炎/猫カリシウイルス感染症)
前者はヘルペスウイルス、後者はカリシウイルスでおこります。
・猫白血病ウイルス感染症
2)ワクチンの接種
生まれた子猫が初めて飲む母乳を「初乳」といい、様々な病気に対する抗体が含まれ、
生後2ヵ月ぐらいまでは病気から守られています。この期間を過ぎると病気に対する抵
抗が低下しますから、ワクチンの接種が必要になります。
パルボウイルスは人間の靴や衣服に着いて家の中に侵入しますし、風邪が治ってもヘ
ルペスウイルスは3週間ぐらい目や鼻の分泌物の中にいます。また、カリシウイルスは
扁桃腺の中に残っていて長い時は何年も居続けることがあります。猫白血病ウイルスは
唾液の中に出るので、同居猫のなめ合いやけんかの傷から感染することもあります。病
気の猫は他の猫と接触させず、抵抗力のない子猫は外に出さないほうがよいでしょう。
ワクチン接種は生後?8週ごろに1回目、その3週間~1ケ月後に2回目、その後は毎
年1回の追加接種をします。
3)ワクチンのないウイルス感染症
・猫伝染性腹膜炎 (FIP)
・猫免疫不全ウイルス感染症 (猫AIDS)
以上2つのウイルス感染症は、単独ではあまり重い症状にはなりませんが、重複し
て感染すると致命的になることがあります。まだワクチンは開発されていませんから、
最良の予防手段は他の猫と接触させないことです。
4)感染症以外の重い病気
・泌尿器症候群
猫には、腎臓、膀胱、尿道などの泌尿器系の病気が比較的多く発生します。
・心臓病と胸部疾患
心筋症や膿胸(胸膜炎)などは発見が遅れがちで、重大な結果を招きます。突然現
れる後躯麻痺(腰ぬけ)も、心筋症に関連が深いことが多いので要注意です。
・皮下膿瘍
オス猫は、けんかの外傷などから化膿菌が入り、皮下に大量の膿(うみ)がたまる
ことがあります。
・猫のフィラリア
フィラリア(犬心臓糸状虫)は蚊が媒介するもので、最近、猫にも寄生して肺に障
害を起こすことがわかってきました。フィラリア症は1ヵ月に1回予防薬を飲ませる
だけで予防できます。
5)猫のノミ
屋内暖房のおかげで、今は冬でも猫にノミの寄生が見られます。ノミはアレルギー性
の 皮膚炎の原因になるだけでなく、人間も刺されて足首などにかゆい発疹ができること
がありますし、猫の腸内寄生虫の瓜実(うりざね)条虫の中間宿主ともなりますから、数
が増えないうちに対策を立てるようにしましよう。
ノミのほとんどは猫の体ではなく、成虫も卵も猫の体から落ちてカーペットなど床の
暗いところに住みついています。幼虫からサナギになると、猫が近づいた振動で殻が開
き、成虫になって猫に取り付きます。ですから、ノミ退治には、床をいつも清潔にして
おくことが大切です。
ノミの殺虫、駆除剤は、猫の体に薬液をスプレーするタイプ、薬液を滴下するタイプ、
薬成分を封じ込めた首輪タイプなどがあります。また、内服薬や注射薬などでノミの幼
虫の成長を阻害して繁殖を防ぐ薬剤もあります。環境、季節を考慮しながら、これらの
薬剤を組み合わせて、効果的で抜本的なノミの駆除対策をとりましょう。

【避妊・去勢の方法と予想される費用の概算】
手術の方法としては、オスの睾丸摘出手術、メスの卵巣、子宮摘出手術が一般的
です。

【避妊・去勢を実施しない場合の繁殖を制限するための方法】
猫の場合、健康維持、精神衛生上からも避妊・去勢手術が強く推奨されています。繁殖し
ない場合は、必ず手術を行うことをお願いします。

【猫を捨てる事について(禁止事項)】
大切な命です。猫を捨てる事は絶対にやめてください。
動物を捨てることは、法律でも禁止されており罰則(50万円以下の罰金)もあります。
万一どうしても飼育できなくなった場合、こちらにご相談をお願いします。
以上です。

_______________ 重要事項事前説明書(インターネットのネコやさん版)_____________
           http://www.cats.to/


サイト内の写真・イラスト・文章は、当サイトで独自に制作したもの及び著作権者様の許可をいただいて掲載しています。
いかなる理由でも転載・複製・一部改変などを禁じます。

Copyright(C)2002-2006
インターネットのネコやさん